深夜、何気なく見始めたつもりが最後まで見届けていた。 ゴルフの全英オープン最終日、ヘンリク・ステンソンとフィル・ミケルソンのマッチレース。 全英オープンは、マスターズ・全米オープン・全米プロゴルフと並ぶ4大メジャーの1つで、最も歴史あるトー…
私事だが、10日ほど前に語学試験があった。学生時代に培った一夜漬け根性よろしく勉強に追われていたのだが、おかげで録画していたスポーツ番組が随分と溜まった。不合格の失意に浸る間もなく、録り溜めていた番組を視聴していく。なでしこのアメリカ遠征、…
少し予想外なことが起きすぎて、困惑した。 先日まで開催されていた、女子バレーボール五輪世界最終予選。日本代表は全体の3位、アジア出場国中1位の成績でリオ五輪出場権を決めた。 五輪出場権が与えられるのは、アジアで最も成績の良かった1チームと、…
北島康介の出場した100m平泳ぎ決勝と同日の4月5日。100m背泳ぎの予選に出てきた入江陵介に違和感を覚えた。 「えっ! 足が細すぎる! 」 選手のアナウンスが流れて、スタートまでのインターバルの映像。その組のどの選手よりも入江陵介の足がすらっとしてい…
同じ氷上の戦いでも、ここまで違うのかと思い知らされました。 先週末まで行われていた世界フィギュアと、その1週間前のカーリング女子世界選手権。その報道量の差。とはいえ、その量の差にケチをつけるつもりは、毛頭ありません。フィギュアスケートとカー…
◯7−5フィンランド⑬ ◯10−3イタリア⑫ ◯6−1ロシア⑤ ●4−11デンマーク⑦ ◯6−5韓国⑩ ●4−7スイス② ◯8−4スウェーデン③ ◯8−1ドイツ⑪ ◯7−5アメリカ⑧ ※丸囲みの数字は世界ランキング(日本は世界ランキング9位) 現在、カナダで行われているカーリング女子…
女子決勝 富士急 010002020× 5 LS北見 103210101× 9 「頑張ってきて良かったですね! おめでとうございます! 」 表彰式後、多くの人達で混み合っているロビーの通路。時折立ち止まって挨拶をしながら選手控室に向かう、LS北見のサード吉…
※ 前回記事『プレーオフ、そして激闘の準決勝へ 〜日本カーリング選手権7日目①〜』の続きです。 第8エンド。両チームのサードが、ともにガードストーンをギリギリで通過するショットの応酬を見せる。富士急のサード栁澤選手も、北海道銀行のサード吉村選手…
生で試合を観ないとわからない空気があって、TV中継には映らないシーンがある。 そして、TV中継で見ることのできない名勝負に立ち会えることを、改めて思い知らされた。5日目のチーム軽井沢の中嶋星奈のラストショットもそう。そして、今大会で一番記憶に残…
大会7日目。 午前中のプレーオフ初戦で、LS北見に敗れた北海道銀行。午後の準決勝でも、予選4位から勝ち上がった富士急にエキストラエンドの末、敗れてしまった。決勝で、LS北見と北海道銀行の戦いが見られないのは残念ではあるが、富士急は見事な戦いだっ…
「おー、決めたよー! 」 観客席からその試合一番の歓声が上がった。 「俺達だったら、絶対あれだけど、女子では中々やらないよ! 」 ユーストリームの放送席、大会関係者、そして試合終盤を見守っていたSC軽井沢クラブの選手から感嘆の言葉がもれた。 その感…
今日は早くも大会5日目。 泣き言のようだが、試合を観ているとまったく記事を書くのが追いつかない。予選リーグは1日4セット(1,3セット女子、2,4セット男子)行われるのだが、朝1番の試合は、8時30分から。でもって、最後の試合終了は22時をゆうに越…
午前10時、公式練習開始。 各チームが公式練習に与えられている時間は、約1時間。公式練習1セットにつき3チームが登場し、4つのシートを代わる代わる使っていく。今大会に出場しているチームは、男女それぞれ9チーム。最初に女子チームが行い、午後にな…
2/6青森。 バス停の屋根には、こんもりと雪が積もり、歩道の横にかき分けられた雪の高さは、身長と同じくらい。暖冬から一変して寒気が入ったからなのか、毎年変わらない冬の光景なのか。青森市内は目を移すところ全てが雪景色だ。 第33回日本カーリング選手…
全豪オープンテニス1回戦 土居美咲7-6,6-7,3-6アンゲリク・ケルバー 日本の土居美咲は、第7シードのアンゲリク・ケルバーを相手にフルセットの大熱戦を演じた。第2セットにはマッチポイントを握り、ストレート勝ちまであと一歩。土居美咲の世界ランクは64…
カーリングのアジアパンパシフィック選手権。LS北見頑張ってます。予選で前回覇者中国に連勝!! 韓国には連敗してしまったようですが…。上位2枠の世界選手権出場権に向けて頑張って欲しいです。男子のSC軽井沢は現在5勝1敗。女子に負けず男子も頑張って欲し…
今年のセリーグのクライマックスシリーズ。 広島戦の誤審がなければ、という人がいるのもごもっとも。 シーズンで負け越したチームがクライマックスシリーズに出場するのもどうかとも思う。 小学3年生から阪神ファンの私でも後ろめたさが多分にあった。 そ…
9月20日の代表決定戦。ロコソラーレ北見(以下LS北見と表記)の声がよく出ている。北海道銀行フォルティウス(以下北海道銀行と表記)を終始押し続けていた。プレーも気迫も。 先月16 日より北海道常呂町で開催された、パシフィックアジアカーリング選手権…
別記事を書いている手が止まった。あまりの熱戦に眠気が覚めた。 場所はラグビー発祥の地イングランド。相手は世界ランク3位、過去優勝2回の南アフリカ。すごい事が起こっている。 南アフリカがリードすれば、すかさず日本が追いつく展開。スタジアムの空…
出場国の上位2チームに五輪出場権が与えられる今回のワールドカップバレーは、7試合を終えて6勝1敗で5チームが並ぶ熱戦。1敗同士で迎えた9月1日のセルビア戦、日本はフルセットの末に敗れ2敗目を喫しました。残り3戦のうち2戦は、日本(世界ランク4位…
日本代表の記事を書こうとして、こんなにも気が重かったのは初めてな気がする。 たとえ日本代表がどんな時でも、書こうとすればそれに見合うだけの熱があった。ふがいない戦いをすれば、やるせない思いが私を突き動かしてくれた。残念な敗戦があれば、悔しさ…
私が小学校4年生のクラス文集に書いた将来の夢は、「ラグビー選手になりたい」だった。明治大学出身の担任の先生がラグビーボールを持参して、興味を持ったクラスの子供達と昼休みの時間に遊んでくれた。ただ楽しいという感動からくる無垢な夢だったのだろ…
今から数時間後、準々決勝の先頭を切って、世界ランク1位にして優勝候補最右翼のドイツと世界ランク3位で前評判の高いフランスが激突する。間違いなく、準々決勝最高の好カードだ。一部には、事実上の決勝戦と言う声もある。 恥ずかしながら、今大会のフラ…
「いつもハラハラ、ドキドキさせてすみません」 試合後に苦笑して語る佐々木則夫監督の表情は、予選よりも自信に満ちて見えました。そう見えたとしても仕方がないくらい、点差以上に会心の勝利でした。決勝トーナメント1回戦。なでしこジャパンはオランダを…
「守備で貢献できない分、攻撃で貢献したい」 これは、別競技になるが、以前ある代表選手が世界大会前に発したコメント。このコメントを聞いた時、私は心中穏やかではなかったのを覚えている。 もし攻撃で貢献できなかったら、彼女は何をもってチームに貢献…
日本1−0スイス 得点はPKの1点のみ。全てが良かったわけではなく、また全てが悪かったわけでもない。そんなクオリティの中で勝ち点3を獲得できた。そう考えると、今後の日本にとっていい試合だったのではないでしょうか? 以前にもブログで触れさせていた…
「背中を見せる事」で貢献できる選手というのは、特別な存在である。 WBC(ワールドベースボールクラシック)でイチローが見せた背中。日本代表で中山雅史が若手に見せ続けた背中。そんな背中を見せられて、何も感じない選手はまずいない。 なでしこジャパンに…
最終セット、1つのスマッシュミスが、試合の流れをがらりと変えた。 世界卓球2015女子ダブルス2回戦。「みうみま」こと平野美宇/伊藤美誠組と、リー・ジエ/リー・チェン組(オランダ/ポーランド)のカットマンダブルスの試合は、最終第7セットまでもつれこ…
打倒中国というより、打倒中国“まで”が遠い。 世界卓球2015の女子の戦いを見た素直な感想だ。 とにかくカットマンが多い。 カットマンというのは、相手の前進回転をかけたドライブボールやスマッシュボールに対して、後陣で下回転をかけて返球をする事を主戦…
いよいよ今日、世界卓球2015が中国の蘇州で開幕します。昨年は団体戦でしたが、今年は個人戦(シングルス、ダブルス、混合ダブルス)での戦いです。 注目が集まっている、世界ランク5位の石川佳純のシングルス。「みうみまコンビ」で有名になった平野美宇/…